「私はアトリエを装飾したい。大きなひまわりだけで」
これはゴッホの有名な作品「ひまわり」の絵の説明。
これは、ゴッホが弟テオに送った手紙の一節だそうですが
ここでなぜ「装飾」というワードを使うのでしょうか。
「装飾」の意味は何だろうかと考えていた時に出会った言葉です。
装飾の背景や意匠の意味。
これから少しずつ両側面から調べていきたいと思います。
今回のテーマは「唐草―アラベスク―」。
日本では、奈良時代より用いられてきました。
蔦のあるもの以上に
ゴッホの言葉を辿ると、「装飾」による、絵の調和を
意識していたのでしょうか。
ともすると、「蒔絵」による、装いの調和に
通じるように思うのです。