2019/7/6(土)7(日)『工房見学 / 蔵出し会 WITHワークショップ』 レポート









この度、加賀の工房にて
2日間にわたるイベントが無事終了いたしました!

金沢、加賀の近隣のみならず
東京、新潟、富山の遠方からも
本当に沢山の方にご来場いただきました。
スタッフ一同、深く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました!

通常、加賀の工房は、
日々制作に集中していて
お店としては営業しておりません。

というのも、私たちは関東、関西、名古屋の百貨店やギャラリーでの
出張販売が中心となっている為
物も人も出入りが多く、余裕がないのが実情でした。

何年も前から
地元の加賀や金沢の方々にも
もっと触れて御覧いただく機会を設けたいなとイメージは抱きつつ
この度約10年ぶり、4代目が茶道具を展示販売した以来の
開催の運びとなりました。











今回の工房イベントの内容は、
蔵出し市/工房見学会ということで、
大下香仙工房の茶道具、万年筆、漆器たちと
初代〜4代目の作品、5代目が立ち上げた、Classic Koのアイテムが並びました。
(初代〜3代目の作品は非売)

茶道具は、初代、2代目の秘蔵のお棗、
3-4代目の、あらゆる技術を凝らしたお棗に小箱や干菓子盆など。
万年筆やボールペンは、4-5代にかけて携わっている
ムーミンやバカボンの絵を入れたものから、工房オリジナルのものまで。

漆器は、4代目が主に制作してきた蓋つきのお椀から大鉢、盆。
今も時折制作している、花々の漆絵を施した盆やフリーカップ、
当工房デザイナーであり版画家大下百華の画を入れた作品など。

Classic Koのジュエリーは
普段持ち運びをしていないルース(まだ絵を入れていない、石や琥珀)や
螺鈿、卵殻の素材たちも併せてご覧いただきました!












工房見学内では、女性蒔絵師とスタッフによる
実演と説明コーナーも用意しました。
「描く、蒔く、磨く」に加えて
一番はじめに行う「型押し」という作業まで
実演と資料を通して、ご覧いただきました。

今までは言葉だけでは伝わりずらかったことも
こういうことだったんだ!と
何か感じていただけましたら幸いです。

全2回の蒔絵・ラデンのワークショップは、
蒔絵師が実際に制作している現場での体験となりました。
普段東京で行うワークショップの応用みたいなところまで踏み込んで出来たので、
とても貴重な体験であったことと思います。







直近の天気予報では、当日は雨予報になりそうでしたが
なんとか雨も降らず、気候にも恵まれ
7月上旬にも関わらず、涼しく過ごすことが出来ました。

次は、また来年の同じ時期に予定していますが
今回タイミングが合わなかった方々も
また次を気に掛けていただければ嬉しく思います!

最後に、駐車場のご提供やお昼ご飯などの差し入れなど
ご近所様には大変にお世話になりました。
こちらにて、スタッフ一同重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。





『工房見学 / 蔵出し会 
WITHワークショップ』 

2019/7/6(土)7(日)
Classic Ko / 大下香仙工房
石川県加賀市二子塚町103-2
TEL:0761-77-5250(問い合わせ:平日10-17時)